前世は「鳥」だったかもしれない
 
そう思えるぐらい鳥が好き
それも ワシとかタカとか
悠々と空を舞う 大きな鳥が
それはたぶん
鳥を通じて「空」とつながっていたい
という恋心のようなもの
 
想いはつのり あるとき
ヘリコプターの操縦士になろうと決めた
そしたら 空に近づけると思ったのに
視力がもうちょっとよかったら
きっと ぜったい 大空を飛んでいた

 
夢なら 自由に空を遊べるかしら
よく見るのは 雲の上に浮かぶ夢
あの人と手を取り合って
うんと向こうのその果てまで
走る 回る ころころと笑いながら
でも いつも朝がきて
夢は半端な余韻だけを残す

 
願いはどれも叶わない
だから抜けるような青空は眩しくて
思わず目をつぶってしまう
しょうがない せめて
来世は また鳥になろうと
あの空に誓う

 
 

 



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