ある偏食人間のこだわり考

偏食の私、こだわりが多い。しかし、成長と共に好みも変わり、食べることの できるメニューも増えてきた。

最近では…はじめておそるおそる口にした納豆。ん!意外といけるじゃない。 ビールにも合うし。それ以来、毎日食卓に上っている。ただし、納豆の匂い が苦手だという家族からは顰蹙を買っているが。

匂いがダメなもの…といえば、「たくあん」。冷蔵庫を開けただけですぐ わかる。大根系の漬物が食べられないのだ。市販のお弁当を買ったとき、 ご飯の横に配置され、しかも色まで移ってしまっていたときには最悪。 その一角を残してご飯を食べる。

おでんに入っている大根は好きなのだけどね。という風に同じ食材でも 調理方法が違うだけで、食べられなかったり。
また、カレーうどんは苦手。カレーはカレー、うどんはうどんの単品ならOK。 お茶漬けも食べない。お茶はお茶、ご飯はご飯の単品でね。

年齢と共に肉類も避けている。元々鶏肉がダメだったのだが。お好み焼きの 豚肉は食べれるけれど、焼きそばの豚肉は、丁寧に取り除くのだ。

ここまでくると友達にもかなり呆れられている……。
小さい頃からの習慣というものはなかなか変えられないもの。

幼稚園に通園中のお弁当のおかずが毎日、卵焼き、ハム、ウインナーという ことに母が先生から驚かれたという逸話が今でも家族の話題に上る。
それしか、食べなかったというから自分でも頑固さにビックリだ。

そして、なんといっても辛かったこと!それは給食。
昨今の給食はとても恵まれているメニューだと聞き、時代が変わっていれば 好きになっていたのではないかと思ってしまうのは勝手な思い込みか。

小学生のころ、給食のメニュー表を見ては「今日は休みたい」と真剣に 悩んでいた。そのころは、カレーもカレーライスではなく、カレーシチュー というシャブシャブの汁物。これが一番の苦手。牛乳も飲めなくて。

今でも忘れられないのが、先生が「今日は全員が全部食べ終わるまで 昼休みにしない」と言った日。どうしても最後まで残ってしまう私に クラス全員の目が集中し、次第に責めの眼差しへと変化していくのがわかる。
パンを素早く机の引き出しに隠し入れて「終わりました!」と言った。
やっと時間も少なくなった昼休みとなった。
しかし、あとでクラスメートから「机に隠しただろう」と言われ、 恥ずかしい思いをしたのは言うまでもない。

食に対する気持ち… それは、自分がおいしいと感じ、食べることが楽しい時間となれば それはそれでいいのではないかと思っている。

 

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