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■一般質問目次■ 質問日 平成11年12月13日(月) 10:00〜 1. 三原バイパス・糸崎港線の進捗状況について (↑) 読みたい項をクリックすると、各項の質問にジャンプします。 三原市議会議員 中村 芳雄
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1. 三原バイパス・糸崎港線の進捗状況について【質問】 発言のお許しを得ましたので,通告しております4項目について順次質問をさせていただきます。 今,ラジオのスイッチを入れますと,糸崎駅前上下線何キロ,古浜橋何キロなどと国道2号の交通渋滞の情報が毎日流れております。渋滞情報も三原市内の地名が多数であり,長距離ドライバーにとっても三原は渋滞の町として有名であると聞いております。山陽道が開通した当初は少し渋滞が緩和されたようでもありましたが,景気低迷の昨今,通行料金のかかる山陽道から再び国道2号に車が戻ってきたようで,交通渋滞も多くなっているようであります。そのような状況から,計画をされております三原市東部における幹線道路網の進捗状況についてお伺いいたします。 まず,三原バイパスについてお伺いします。 三原バイパスの建設は,三原市にとって最重要課題であり,また市民の悲願である慢性的な国道2号の交通渋滞を緩和するため,現在頼兼町から中之町へと順次バイパス工事は進められてきており,平成14年春には第1期整備区間中之町から新倉町まで供用開始の予定と伺っております。私たちにとりましても,計画が逐次紹介されながら,なおかつ実際に工事の進みぐあいも目で見える状況にありバイパスの完成を大変期待しながら,見守っているところであります。 しかしながら,第2期整備区間中之町から糸崎,木原,さらに尾道バイパス接続までについては,昨年6月に地域高規格道路に格上げが行われ,市長からは,高規格道路となり予算確保の面などについては有利となったと言われておりましたが,全体計画の概略すら見えてきません。また,昨年9月の定例議会におきまして,市長より,できれば本年度中に地元説明,都市計画変更を済ませ,11年度から設計協議に入りたいと考えている。また,条件の見直しなどを関係機関と協議中であるとの答弁もされております。 昨年12月には全員協議会で概要が説明されていますが,以後の進展はありませんでした。再度,本年7月初めに議会に対して正式な説明会の予定があると聞き,期待をしておりましたが,しかし,いまだに何らの説明もなく,現状に至っている状況です。 この1年間はどのような検討をされてきたのでしょうか,何が原因で計画発表がおくれているのでしょうか。関係する地元の皆さんは,バイパス計画の進展について大変注目しているものの,発表が延び延びの状況の中,いろいろな憶測も流れ始めているとともに,一部に不満の声も上がっているのも事実であります。 このような状況を回避するためにも,計画発表のおくれの理由と,また関係機関との検討状況,今後のスケジュールなどをお伺いいたします。 次に,糸崎港線についてお伺いいたします。 市内の東西交通の重要な幹線道路として期待されている糸崎港線は,平成5年度に事業に着手し,平成14年度完成予定となっております。 山陽本線南側の用地買収については,おおむね完了していると伺っております。また,主要構造物である鉄道より南側の高架橋の設計については完了し,本年度からは施工されると聞いておりましたが,先ほど述べました三原バイパス第2期整備区間と同様に,現在は何ら進展していないようにも見受けられます。 この件に関しても,工事の進捗状況と今後のスケジュールについて,またあわせて開通後の天保踏切及び天保跨線橋はどのようになるのか,お伺いをいたします。 |
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山本清治市長より【回答】 〜三原バイパスの進捗状況 御質問の1番目,三原バイパス,糸崎港線の進捗状況についてお答えを致します。 初めに,三原バイパス及び糸崎地区の都市計画道路の計画の公表がおくれておりますことにつきましては,議員を初め,市民の皆さん方に大変御迷惑をおかけ致しております。 三原バイパスは,糸崎町から新倉町までの区間を昭和59年に都市計画決定をし,昨年6月には地域高規格道路福山本郷道路の一部として指定を受けました。
第2期整備区間の糸崎地区には当初ランプの計画がございませんでしたが,昨年12月の全員協議会でも御説明いたしました時点では,時貞には広島方面への乗りおりができる片側ランプを計画しておりましたが,関係機関と協議する中で,地元の要望も踏まえ,是国地区に福山方面への乗りおりができる片側ランプを設置すべきではないかとの指摘もあり,再度計画の見直しを行っております。 当然のことではありますが,ランプ追加の変更をすることにより用地買収面積を拡大する必要があり,地元関係者の影響も大きく,また構造など詳細な検討を行う課題も生じておりまして,時間を要することとなっております。早期に地元関係者への説明が行えるよう,建設省,広島県とともに努力してまいりますので,公表につきましてはもう少し時間をいただきたいと考えております。 また,尾道バイパスまでの延伸部分につきましては,昨年12月に地域高規格道路の調査区間の指定を受けたことにより,建設省ではルート設定,整備方法,環境影響評価,都市計画決定などの手続に向けて準備が進められております。三原市内の交通渋滞解消のため,市行政の年来の最重点課題として取り組んでおります。御理解をいただきたいと思います。 |
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本清治市長より【回答】 〜糸崎港線の進捗状況 糸崎港線の事業の進捗状況,それから今後のスケジュールについてお答えをいたします。 現在,JRとの協議では,本年度中に協定を締結し,12年度上期から本線部の高架橋工事に着手する予定であり,そのような回答をいただいております。この完成は平成14年度の計画であります。 また,国道2号と接続します支線につきましては,本年度から用地取得及び高架橋の土質調査,詳細設計を行ってまいります。 また,天保踏切につきましての御質問でありますが,糸崎港線の都市計画決定の段階で県公安委員会,JRから,交通安全上,天保踏切は廃止することが条件となっております。そのような意見をいただいておりますことから,廃止することとしております。また,天保跨線橋につきましても本線部の道路に支障となることなどから撤去いたしますが,その代替施設として地下道を設け,自転車,歩行者などの通行を確保する計画であります。本年度中に基本計画を策定する考えであります。この地下道建設は,本線の道路及び支線道路の完了にあわせてJRに委託し,施工する計画であります。 糸崎港線の工事期間は平成14年度となっておりますが,鉄道事業者や権利者や地元関係者などとの協議,地下道建設並びに現在計画しております三原バイパスに接続する道路計画による国道2号交差点の変更などの理由で事業の延伸はやむを得ないものと考えておりますが,本路線は重要路線と考えておりますので,今後とも努力して参りたいと考えております。御理解をいただきたいと思います。 |
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2 環境問題に対する取り組みについて【質問】 続きまして2点目は,環境問題への今後の取り組み姿勢についてお伺いいたします。 今日,地球的規模の環境問題は人類に共通した,しかも将来の世代に影響を及ぼす極めて重要な課題であります。地球温暖化,オゾン層の破壊,酸性雨,廃棄物処理や再資源化,ごみ問題,リサイクル技術等,解決すべき多くの課題を抱えております。私たちの日常の諸活動が密接に関連し合い,行政,企業,市民など,すべての面が環境に負荷を与えており,その影響もさらに拡大,深刻化しております。 これらの課題に対処するために,三原市としましても,公共下水道の整備,ごみ焼却場の新設,さらには資源ごみの回収,リサイクルへの取り組みなど,いろいろな取り組みがなされているところであります。 また,企業においても,物づくり中心から環境に配慮した物づくりへと方向転換が進んできており,その取り組みの一つとして国際環境管理・監視規格「ISO14001」を認証取得し,生産活動を進める時代となってきました。三原市内の数社の企業も既に取り組み中であります。 この規格,環境ISOとは,環境への負荷を低減するための国際規格であり,すなわち環境負荷を低減していくための仕組みについての規格であります。環境ISOは,96年9月に発行され,現在国内の認証件数は驚異的にふえ続けております。取得済み,活動中,検討中を総合すると,96年120件,98年930件と8倍に増加,今後さらに増加傾向が強まるものと予想されます。 この現象は企業のみならず自治体も同様で,99年6月現在157自治体が実施及び検討中であり,地域的には近畿,東海,関東方面,北九州に集中しており,県内では県と広島市が検討中であります。 自治体の取得目的は,地域特性や行政方針等さまざまでありますが,効果については,市民とのコミュニケーションの向上,行政改革の促進,効果的な省資源,省エネ対策など,認証取得により,あらゆる事務事業のあり方を環境側面から見直し,課題を洗い直すことにより,業務の効率化を図ることができるなど効果が上げられております。 地球温暖化による平均気温が1度上昇すれば,海面が20センチ上がると言われております。このままの状態を続ければ,地球規模の気候変化,砂漠化,資源の枯渇など,100年後にはさらに気候の大変化により平均気温が3度上昇し,海面が60センチ上がると予想をされております。 三原市としましても,いま一度現実と目的を再認識し,早急に環境対策への取り組みとして,環境ISO取得に向けて対応すべきと考えますが,いかがお考えでしょうか,お伺いいたします。 環境問題に関しては,待ったなしと言っても過言ではないでしょう。すぐにできること,身近な取り組みの検討が必要ではないでしょうか。 例えば,具体的には,もう既に取り組まれていると伺っておりますが,紙の再利用,照明などによる電気使用料の削減など,省資源,省エネ対策を通じて,資源の確保,地球温暖化などへの効果,ひいては経費節減にもつながる取り組みとして期待されます。まずは,市庁舎内から取り組める内容を洗い出し,各部門で連携し,取り組んでいくべきであると考えますが,いかがお考えかお伺いをいたします。
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井上五郎助役より【回答】 〜環境問題に対する取り組みについて
議員仰せのとおり,地球温暖化,酸性雨,オゾン層の破壊,砂漠化などの環境問題は世界的な重要課題の一つで,21世紀を間近に控え,地球環境問題への対応が社会経済を営む上で不可欠な時代を迎えていると認識いたしております。 本市におきましても,こうした観点から,環境への負荷を低減するため,省エネ対策として昼休みの消灯,出退庁時における電気,冷暖房のファンコイルの切り・入れの励行,ごみの減量化のための印刷用紙,コピー用紙の使用量の削減,再生紙の利用促進などに努めてきたところでございます。 環境改善への取り組みとして,環境ISO取得を目指して行動を起こすべきではないかというではないかという御質問でございますが,地球環境問題への取り組みが社会全体で求められている現在,地方公共団体も環境への負荷の低減を図る取り組みを行う必要があると考えております。 しかし,ISO14001を取得するためには,組織が環境配慮を率先行動するためのシステム構築,運用や第三者機関による外部監査制度の導入,庁内の推進体制の整備など検討すべき数多くの課題があります。 また,本年11月時点での地方公共団体の取得事例は,全庁単位での取得が16自治体,清掃工場,下水処理場等事業所単位での取得が15団体でありますが,これらの先進自治体も,行政の取得事例がなかったことから,それ相応の苦労があったと聞き及んでおります。 したがいまして,環境問題の重要性は十分承知していますし,取り組むべき課題であると認識していますが,ISO14001の取得につきましては,先進都市の取り組み事例等を研究,検討をする中で,今後の対応を考えていきたいと存じます。また同時に,身近に実行できること,例えば,ごみの分別収集とか事務用紙の使用量の削減,再生品の利用促進,節電などの省エネ対策につきましては,ISO14001の取得とは関係なく取り組んでまいりたいと存じます。御理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 |
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3. 「心の教室相談員」制度の活用状況と効果について【質問】 第3点目は,本年6月定例議会で可決され,現在活動中の心の教室相談員制度についてお伺い致します。 この制度は,国からの調査研究委託事業として,子供たちの日ごろの悩みやストレス等を和らげることのできる人を身近に配置し,心にゆとりの持てる環境を提供することを目的に,本年度1年間の予定で三原市内2校に心の教室相談員の方が配置されました。 皆さんも御存じのように,近年,若者による深刻な問題行動が続発しておりますが,現在の少年非行の実態は,少年人口の減少にもかかわらず,平成10年度では,平成元年以降最高の補導人員を記録しております。さらに,本年度は昨年を上回るペースで増加傾向にあり,また低年齢化の傾向にあるとも伺っております。 また,広島県の刑法犯の人口比は,14歳から19歳で見ると,全国的には大阪に続いて2番目,さらに驚くべきことに三原市内は県内でもトップレベルという非常に厳しい状況にあります。特に,14歳から19歳の範囲が約8割を占め,本年度は現時点で広島県が大阪を抜き一番となったとも伺っております。これは,まさに非常事態であると言っても過言ではありません。 このような状態が今後も続くようであれば,子供たちにとっても私たちにとっても,もちろん三原市全体としても,現状について緊急課題と認識しなければなりません。 今現在,学校と協力して相談員の皆さんに御努力をいただき,いろいろな成果もあらわれていると伺っております。また,同様な取り組みとして,平成8年度より第三中学校,続いて平成10年度より南小学校へスクールカウンセラー制度が導入され,既に定着した形で成果も出ていると伺っております。 このことからも,現在の子供たちは日ごろから多くの悩みやストレスを持っていることがわかります。子供たちの日ごろの悩みやストレスを一緒になって解決していこうとする心の教室相談員制度,約半年間が経過しようとしておりますが,その活用と効果の状況についてお伺いをいたします。 6月定例議会では,この心の教室相談員制度,市内2校のモデル校だけでなく,全中学校についても設置すべきとの意見がありました。その答弁としては,今後の展望については,委託期間は1年間となっているが,事業の調査研究の成果などを見きわめながら検討をしていきたいとの答弁がなされております。 三原市にとって緊急課題であると認識し,ぜひとも全校への設置,拡大が必要と考えますが,教育長はどうお考えでしょうか,お伺いいたします。 |
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植木章弘教育長より【回答】 〜心の教室相談員制度について
心の教室相談員制度についてお答えをいたします。 この制度は,6月の定例議会で予算化をいただきまして,早速夏季休業中に第一中学校,そして第五中学校の相談室を整備して,それぞれ1名の相談員を配置して,9月から相談活動を行っているところでございます。 お尋ねの活用状況でございますが,1日平均大体10名を超える生徒が相談室を訪れまして,和やかな雰囲気の中で相談員と話し合えるようになっております。相談員の方は,学校での相談活動だけでなく,担任の先生と連携をして家庭訪問をしたり,あるいは不登校の生徒の保護者で構成している親の会にも参加され,相談活動をされておるようでございます。こうした活動を通して登校できるようになったというような子供の事例も聞きまして,喜んでおります。相談員が学校の中に位置づいて,この心の教室が生徒の心の解放の居場所になっておるんだと,こういう思いをしております。親や先生に言えないことが相談員には話せる,そういうことが生徒自身を安定させることにもなり,相談員が親や先生とのパイプ役になることで問題の解決が図られるということを今後も期待するわけでございます。 今後の相談員の配置についてでございますが,市内の各中学校の実情を十分把握して,現在南小学校,第三中学校に配置しておりますスクールカウンセラーとあわせて,学校の課題状況に応じてこういった制度が生かされるよう積極的に努力してまいりたいと,このように考えております。議員各位の御理解を賜りたいと思います。
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4. 学校給食用食器の導入検討について【質問】 続きまして4点目は,学校給食用食器の導入検討についてお伺いいたます。 学校給食とは,ただ単に空腹を満たすだけのものではなく,すべての子供たちが健やかな成長を図ることを保障することとあわせて,教育の一環としても,また日本人の将来の食文化,食習慣を正しく伝えるためにも,重要な役割を持っているものと考えます。その1つには,まず安全でおいしい給食というものが理想であります。2つ目には,食文化,食習慣を考慮する上で,私は食器も大きなウエートを占めていると考えております。 三原市においても,5年前に導入条件として,それまで使用していたアルマイト製食器から,環境,安全,耐久性,そして熱くて持ちにくい面などを改善するために導入検討がされています。しかし,導入予定の食器は,現在各自治体において問題視されている環境ホルモンが発生する疑いのあるとされるポリカーボネート製食器であったとのことで,安全面で導入への合意が得られず,見送りとなった経緯があると聞いております。 結果としては,導入されずかえってよかったと思います。しかし,導入条件の一つ,熱くて持ちにくい面の改善という目的は,食器の安全性や利便性に重点が置かれ,それ以後,現状のアルマイト食器以上の安全性が確保されればを条件に,これまで導入を見合わせている段階です。 去る10月2日,3日と第1回学校給食フェアが開催され,見学をいたしました。テーマは「子どもたちが主人公の給食をめざして」と題して,多くの方々による取り組みや実態が紹介され,少しばかり学校給食について理解ができたところです。 市内学校給食の歴史を見ましても,燃料はまきからプロパン,重油へ,メニューには,鯨肉や粉ミルクから,最近では季節に応じた行事食など,時代の移り変わりを感じ取ることができました。 歴史的に見ますと,アルマイト製食器は1945年当初から導入され,補充,更新を行いながら以後約50年間利用され続け,現在に至っております。これだけの長い間利用され続けてきたことは,食器の管理面,安全,衛生面など扱いやすい食器であったと思われ,一定の理解を示さざるを得ないでしょう。 しかし,現在においては,学校給食を通して健全な食生活を達成するためにも,また日本の伝統的な食事マナーを身につけるためにも,食器の利便性だけでなく,食器の持つ役割を再認識し,新たな食器の導入検討が必要ではないでしょうか。 現状を紹介いたしますと,例えば,吸い物はアルマイトのおわんにつぎます。子供の手では,熱くて持てないものもあります。そのため,子供たちは食器を持たないで食べるか,食器に口をつけて食べている場合もあります。これでは食事マナーを身につけることは難しいのではないでしょうか。 本来,給食を通じて教育の中での食事マナーについてはどのような教育を行われているのでしょうか。 私も給食フェアの会場において,アルマイトの食器で試食をさせていただきました。また,別の会場では多くのメニューの実物が展示されておりましたが,これはアルマイト以外の食器に入れて展示されており,見た目にも非常においしそうだなと感じるとともに,また食器が違うだけでこれだけ感じも違うものかと実感もいたしました。見た目の違いは何か。それは,温かさというものを感じ取ることができるということです。これは,ぜひとも食器の導入を検討する必要があるとの思いを新たにした次第です。 現在,各食器メーカーにおいては,環境や安全確保に対応するためいろいろな取り組みが行われており,材質としては強化磁器,ステンレス,木製,その他の材質から,安全性,耐久性,さらには持っても熱く感じないなどを考慮しながら,食器の開発が続けられています。三原市としましても,給食用食器の導入検討を進めるべきであると考えますが,いかがお考えでしょうか,お伺い致します。 これで質問を終わります。 |
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井上五郎助役より【回答】 〜環境問題に対する取り組みについて
次に,学校給食用食器の導入検討についてであります。 まず,給食マナーについてお答えをいたします。 学校給食は,食事という生きた教材を通して行われる教育活動であります。御指摘のとおり,学校給食においては,食事にふさわしい環境を整えること,そしてまた適切な食器具を整えるということは大事なことであると思っております。 次に,食器の改善についてお答えをいたします。 確かに,過去強化磁器,ポリカーボネートあるいはメラミンという3種類について所・短所があり,現在使用しておりますアルマイトにかわるものがないというのが現在正直な実情でございます。 現在のアルマイトの食器は,御指摘がございましたが,熱いものは持てないとか,マナーが悪くなるとか,見た目に粗末である,こういうことはあるわけでございますが,何よりも軽くて安全だと。特に,児童の持ち運びには一番適しておる,こういう利点があるわけでございます。 昨年度の文部省の調査で,全国学校給食の実施校の約4割で何らかでこのポリカーボネートの食器も使っておる実情があったわけでございますが,現在環境ホルモンの問題が指摘されて以来,多くの自治体が他の食器に切りかえております。食器業者にあっても,ステンレスと磁器を使用した新しい製品開発がなされておるというふうに聞いております。 強化ガラス食器や強化磁器などの耐熱性にすぐれた食器を導入する自治体が新たに増加しておるということも把握しております。しかし,本年新聞記事を見ますと,割れた食器の破片が子供の目に刺さったというような事故が出ておりまして,現時点ではこういった安全面という面で十分確信が持てないということがございます。 こういった状況から,当面は現状で対応して,今後安全性,利便性あるいはまた経済性ということを考慮しながら今後の課題にしてまいりたいと思っております。 以上でございます。 |
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